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トーカロ

トーカロ公式HPのキャプチャ
引用元:トーカロ公式HP(https://www.tocalo.co.jp/)
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  • 業界・領域:半導体・FPD・鉄鋼・などの表面改質(溶射)受託コーティングの設計・加工・再生
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溶射受託コーティングの国内首位企業

産業向け表面改質のうち、とくに溶射(Thermal Spraying)に特化した受託コーティングで、国内シェア40%超。半導体・FPD分野を中心に、用途別の皮膜設計〜加工〜品質保証までを一貫提供し、国内での強固な基盤を土台にアジア(台湾・タイ)と北米へ供給網を拡大。知財:プロセス・材料・適用ノウハウをカバーする特許群を継続保有。

トーカロの海外進出

進出地域・体制

  • 対応地域:北米/台湾/中国/タイ/(周辺ASEAN)
  • 進出形態:現地法人(子会社)/提携・ライセンス/輸出

トーカロは北米ではカリフォルニア州の TOCALO USA, Inc. を拠点に事業を展開し、2025年8月22日にはアリゾナ州での新会社(TOCALO USA Arizona LLC〔仮称〕)設立を決議した。半導体製造装置部品の再コーティング需要が拡大する中、米国内でのサービス提供とサプライチェーンの即応性を高める狙いだ。※1

アジアでは、台湾・タイなどの各拠点/パートナーを通じて対応。半導体・FPD向けの表面改質ニーズに応えつつ設備能力を拡充し、生産・サービスの拠点として溶射コーティングの受託体制を地域内で安定運用している。さらに、新工場の建設を含む設備投資を進め、東南アジア域内の供給力と品質保証の一体運用を強化している。※2※3

※1 参照元:トーカロ/【PDF】「米国アリゾナ州における会社設立に関するお知らせ」https://f.irbank.net/pdf/20250822/140120250821545049.pdf
※2 参照元:漢泰国際電子(TOCALO & HAN TAI TW CO., LTD)https://www.tcl-ht.com.tw/index-jp-1.html
※3 参照元:トーカロ/【PDF】「タイ王国における関連会社の異動(子会社化)」https://pdf.irpocket.com/C3433/gEye/G1xO/sxVE.pdf

海外市場向け代表商材

海外では半導体・FPD向けのセラミックス系(APS/VPS・SPS)を主軸に、産機・鉄鋼向けHVOF、フィルム/紙ロール向けミラー・離型コーティングを、米国・台湾・タイの体制で提供しています。

  • 半導体装置部品向けセラミックスコーティング(APS / VPS / SPS)
    エッチ・成膜・搬送系の部材や静電チャック、加熱・温調部材に適用。粒子発生の低減・電気絶縁・耐食性を両立し、装置の歩留まりと稼働率を底上げします。摩耗や表面劣化に対しては再コーティングで寿命を延ばせます。
  • 産業機械・鉄鋼向け HVOF 耐摩耗・耐食コーティング
    シャフト・バルブ・ロール等に高緻密なサーメット皮膜を形成。高硬度・高密着で摩耗と腐食を同時に抑え、寸法補正や部品再生にも有効。結果としてダウンタイムとコスト、CO₂排出の低減に寄与します。
  • フィルム/製紙ロール向け ミラー面・離型コーティング
    鏡面仕上げと離型性により、フィルム・紙の外観不良や付着を抑制。下地研磨〜溶射〜仕上げまで一貫対応し、据付状態のまま行うオンサイト仕上げにも対応します。
  • 航空機・輸送機器向け 耐熱・摺動コーティング
    高温・熱サイクル環境での摩耗や焼付き対策に。部位や材料に合わせてプロセスを切り替え、耐熱・摺動・耐食をバランス良く付与します。指定規格や要求特性に合わせた条件設計が可能です。
  • 環境・エネルギー領域向け 断熱・耐食コーティング
    バーナー部材、熱交換器、ポンプ・配管などに適用。断熱・耐食・耐摩耗を組み合わせ、苛酷環境での長寿命化と安定稼働を支援します。

海外進出に対する総評

トーカロの強みは、製品そのものではなく「工程(溶射)という機能」を輸出した点。国内で磨いた再コーティング需要を核に、 米国(即応・顧客至近)×台湾(先端ロジック)×タイ(量産・メンテ)へ段階展開。 「どこでも通用する差別化=プロセス力×品質保証×情報セキュリティ」を用意して、小さく始めて深く耕す(選択と集中)を徹底しています。

ニッチトップニュース(海外展開・製品発表)

  • 名古屋工場で ISO/IEC 27001:2022(ISMS)を取得
    トーカロ公式ニュース(2025年10月15日)

    情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格「ISO/IEC 27001:2022」を、名古屋工場で2025年10月1日付で取得。 航空宇宙分野の表面処理(溶射加工)における機微情報を、国際標準に基づく厳格な管理体制で運用していることが第三者機関により認証されました。

  • 【PDF】米国アリゾナ州に新会社設立を決議(TOCALO USA Arizona LLC〔仮称〕)
    トーカロ公式ニュース(2025年8月22日)

    半導体製造装置部品の再コーティング需要に即応するため、アリゾナ州で新会社設立を決議。 既存のTOCALO USA(カリフォルニア)に加え、米国内のサービス体制を強化。

  • 【PDF】タイ王国における関連会社の異動(子会社化)に
    トーカロ公式ニュース(2024年6月21日)

    追加取得で完全子会社化し、社名をTOCALO Surface Technology (Thailand) Co., Ltd.へ変更。 東南アジアにおける供給力と品質保証の一体運用を見据え、新工場建設を進める方針。

トーカロの基本情報

金属の拡散浸透処理から出発し、1960年代に金属溶射を本格展開。以後は溶射を中核とする表面改質の専業として事業を拡大し、鉄鋼・製紙・石油化学・産業機械・半導体・FPD・宇宙・医療など幅広い産業にサービスを提供している。研究開発拠点と国内外の工場・グループ会社を基盤に、APS/VPS・HVOF・SPS などのプロセスと品質保証を強みに事業を展開している。

主要製品

航空機部品のイメージ
引用元HP:トーカロ公式HP
https://www.tocalo.co.jp/solution/list/#anchorLink05

航空機部品

溶射が適用されているのが、ジェットエンジンの動翼・静翼、ランディングギアやその他の部品など。前者は耐熱目的、後者は摺動摩耗防止などの目的で加工しています。

ハースロールのイメージ
引用元HP:トーカロ公式HP
https://www.tocalo.co.jp/solution/list/

ハースロール(炉内ロール)

溶射技術を活用してハースロールの表面に特殊なコーティングを施しています。このコーティングにより、高い耐熱性や耐摩耗性を実現。製造ラインの効率向上やメンテナンスコストの削減が可能となります。

会社概要

会社名(正式名称) トーカロ株式会社(TOCALO Co., Ltd.)
所在地(本社) 〒650-0047 兵庫県神戸市中央区港島南町6丁目4番4号
TEL:078-303-3433 / FAX:078-303-3435
工場・主要拠点 溶射技術開発研究所(兵庫県明石市二見町南二見14-3)/ 東京工場 行田事業所(千葉県船橋市行田1-1-1)/ 東京工場 鈴身事業所(千葉県船橋市鈴身町606-5)/ 宮城技術サービスセンター(宮城県黒川郡大郷町川内字北中別所21-11)/ 名古屋工場(愛知県東海市名和町二番割下33-3)/ 神戸工場(兵庫県神戸市西区見津が丘1-5)/ 明石工場(兵庫県明石市二見町南二見14-1)/ 明石第二工場(兵庫県明石市二見町南二見22-7)/ 明石第四工場(兵庫県明石市二見町南二見11-1)/ 明石播磨工場(兵庫県加古郡播磨町東新島15-1)/ 倉敷工場(岡山県倉敷市児島宇野津2030-28)/ 北九州工場(福岡県京都郡苅田町鳥越町1-48)
法人番号 6140001021397
設立年 1951年(東洋カロライジング工業として創業)/1981年に現社名へ改称
資本金 2,658百万円
従業員数 943名(単体、2025年3月期)
主要製品・サービス 溶射による受託コーティング(APS/VPS、HVOF、SPS、アーク、フレーム 等)/ 表面改質ソリューション(耐摩耗・耐食・電気特性・離型・耐プラズマ 等)/ レーザークラッディング ほか
主要市場/顧客業界 鉄鋼、製紙、石油化学、樹脂、輸送機器、産業機械、エネルギー、半導体・FPD、宇宙、医療 など
業界団体 日本溶射工業会(会員)
公式サイト https://www.tocalo.co.jp/

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